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書誌情報サマリ

書名

朗読名作シリーズ 心にしみいる名俳句

著者名 原康義/READ ほか
著者名ヨミ ハラ ヤスヨシ
出版者 キングレコード
出版年月 20210407


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タイトルコード 3000050009698
書誌種別 視聴覚
書名 朗読名作シリーズ 心にしみいる名俳句
書名ヨミ ロウドク メイサク シリーズ ココロニ シミイル メイハイク
著者名 原康義/READ ほか
著者名ヨミ ハラ ヤスヨシ
出版者 キングレコード
出版年月 20210407
ページ数・枚数 CD1枚
大きさ・形態 コンパクトディスク
発売コード KICG5091



目次


内容細目

1 目出度さもちう位なりおらが春|元日の人通りとはなりにけり|手毬唄かなしきことをうつくしく|去年今年貫く棒の如きもの
原康義 山像かおり∥朗読 小林一茶 正岡子規 高浜虚子
2 姥桜咲くや老後の思ひ出で|曙や白魚白きこと一寸|春なれや名もなき山の薄霞|山路来てなにやらゆかしすみれ草
小野洋子 松尾芭蕉
3 辛崎の松は花より朧にて|よく見れば薺花咲く垣根かな|古池や蛙飛び込む水の音|花の雲鐘は上野か浅草か
小野洋子 松尾芭蕉
4 何の木の花とは知らず匂ひかな|春の夜や籠り人ゆかし堂の隅|ほろほろと山吹ちるか滝の音|草臥れて宿借るころや藤の花
小野洋子 松尾芭蕉
5 行く春や鳥啼き魚の目は涙|草の戸も住み替わる代ぞ雛の家|木のもとに汁も鱠も桜かな|四方より花吹き入れて鳰の波
小野洋子 松尾芭蕉
6 行く春を近江の人とをしみける|山里は万歳遅し梅の花|衰ひや歯に食ひあてし海苔の砂|梅が香にのつと日の出る山路かな
小野洋子 松尾芭蕉
7 古庭に鶯啼きぬ日もすがら|春の海終日のたりのたりかな|行く春や撰者を恨む歌の主|高麗船のよらで過ぎ行く霞かな
原康義 与謝蕪村
8 菜の花や月は東に日は西に|行く春や重たき琵琶の抱き心|梅遠近南すべく北すべく|鶯の啼くや小さき口あいて
原康義 与謝蕪村
9 春もややあなうぐひすよむかし声|淋しさに花咲きぬめり山桜|妹が垣根三味線草の花咲きぬ|畑打つやうごかぬ雲もなくなりぬ
原康義 与謝蕪村
10 公達に狐化けたり宵の春|しら梅に明くる夜ばかりとなりにけり|春雨やものがたりゆく蓑と傘
原康義 与謝蕪村
11 三文が霞見にけり遠眼鏡|かすむ日や夕山かげの飴の笛|夕燕我には翌のあてはなき|春雨や喰はれ残りの鴨が鳴く
原康義 小林一茶
12 雪とけて村一ぱいの子どもかな|痩蛙まけるな一茶是に有り|雀の子そこのけそこのけ御馬が通る|我と来て遊べや親のない雀
原康義 小林一茶
13 生きかはり死にかはりして打つ田かな|春風や闘志いだきて丘に立つ|高々と蝶こゆる谷の深さかな|赤い椿白い椿と落ちにけり
山像かおり 高浜虚子 村上鬼城 原石鼎 河東碧梧桐
14 外にも出よ触るゝばかりに春の月|バスを待ち大路の春をうたがはず|菫ほどな小さき人に生まれたし
山像かおり 夏目漱石 中村汀女 石田波郷
15 目には青葉山ほととぎす初鰹|蛸壺やはかなき夢を夏の月|あらたふと青葉若葉の日の光|風流の初めや奥の田植歌
小野洋子 松尾芭蕉 山口素堂
16 夏草や兵どもが夢の跡|五月雨の降り残してや光堂|閑かさや岩にしみ入る蝉の声|五月雨を集めて早し最上川
小野洋子 松尾芭蕉
17 暑き日を海に入れたり最上川|象潟や雨に西施がねぶの花|頓て死ぬけしきは見えず蝉の声|京にても京なつかしやほととぎす
小野洋子 松尾芭蕉
18 憂き我をさびしがらせよ閑古鳥|ほととぎす声横たふや水の上|麦の穂を便りにつかむ別れかな|五月雨の空吹き落せ大井川
小野洋子 松尾芭蕉
19 六月や峰に雲置く嵐山|清滝や波にちり込む青松葉|秋ちかき心の寄るや四畳半
小野洋子 松尾芭蕉
20 郭公なくや雲雀と十文字|市中は物のにほひや夏の月|水桶にうなづきあふや瓜茄子|夏河を越すうれしさよ手に草履(夏)
小野洋子 原康義∥朗読 与謝蕪村 向井去来 野沢凡兆
21 鮎くれてよらで過ぎ行く夜半の門|不二ひとつ埋みのこして若葉かな|牡丹散て打かさなりぬ二三片
原康義 与謝蕪村
22 山蟻のあからさまなり白牡丹|鮒ずしや彦根の城に雲かかる|さみだれや大河を前に家二軒
原康義 与謝蕪村
23 夏山や一足づつに海見ゆる|古郷やよるもさはるも茨の花|人来たら蛙となれよ冷やし瓜
原康義 小林一茶
24 涼風の曲りくねつて来たりけり|麦秋や子を負ひながらいわし売|蝉なくやつくづく赤い風車
原康義 小林一茶
25 蟻の道雲の峰よりつづきけん|やれ打つな蝿が手を摺り足をする|やけ土のほかりほかりや蚤さわぐ
原康義 小林一茶
26 五月雨や上野の山も見飽きたり|糸瓜咲て痰のつまりし仏かな|金亀子擲つ闇の深さかな|虹立ちて忽ち君の在る如し
原康義 山像かおり∥朗読 小野洋子∥朗読 正岡子規 高浜虚子
27 こんこんと水は流れて花菖蒲|谺して山ほととぎすほしいまゝ|分け入っても分け入っても青い山
山像かおり 種田山頭火 臼田亜浪 杉田久女
28 滝落ちて群青世界とどろけり|夏の河赤き鉄鎖のはし浸る|万緑の中や吾子の歯生え初むる
山像かおり 水原秋桜子 山口誓子 中村草田男
29 枯枝に烏のとまりたるや秋の暮|芭蕉野分して盥に雨を聞く夜かな|野ざらしを心に風のしむ身かな|道のべの木槿は馬に食はれけり
小野洋子 松尾芭蕉
30 秋風や藪も畠も不破の関|名月や池をめぐりて夜もすがら|荒海や佐渡に横たふ天の河|一つ家に遊女も寝たり萩と月
小野洋子 松尾芭蕉
31 塚も動けわが泣く声は秋の風|あかあかと日はつれなくも秋の風|石山の石より白し秋の風|蛤のふたみに別れ行く秋ぞ
小野洋子 松尾芭蕉
32 病雁の夜寒に落ちて旅寝かな|物いへば唇寒し秋の風|三井寺の門たたかばやけふの月|白露もこぼさぬ萩のうねりかな
小野洋子 松尾芭蕉
33 ひやひやと壁をふまへて昼寝かな|菊の香や奈良には古き仏たち|この道や行く人なしに秋の暮|この秋は何で年寄る雲に鳥
小野洋子 松尾芭蕉
34 白菊の目にたてて見る塵もなし|秋深き隣は何をする人ぞ|朝顔に釣瓶とられて貰ひ水
小野洋子 松尾芭蕉 千代女
35 夕露や伏見の相撲ちりぢりに|稲妻や浪もてゆへる秋津島|鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分かな
原康義 与謝蕪村
36 物焚て花火に遠きかかり舟|山は暮れて野は黄昏の薄かな|月今宵あるじの翁舞ひ出でよ
原康義 与謝蕪村
37 田の雁や里の人数はけふもへる|有明や浅間の霧が膳をはふ|秋風に歩行て逃げる蛍かな
原康義 小林一茶
38 露の世は露の世ながらさりながら|秋風やむしりたがりし赤い花|ちる芒寒くなるのが目にみゆる
原康義 小林一茶
39 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり|行く我にとどまる汝に秋二つ|柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺|行く秋の鐘つき料を取りに来る
原康義 正岡子規
40 つり鐘の蔕のところが渋かりき|ある僧の月も待たずに帰りけり|鶏頭の十四五本もありぬべし|をととひの糸瓜の水も取らざりき
原康義 正岡子規
41 痩馬のあはれ機嫌や秋高し|桐一葉日当りながら落ちにけり|大空に又わき出でし小鳥かな
山像かおり 高浜虚子 村上鬼城
42 芋の露連山影を正しうす|たましひのたとへば秋の螢かな|をりとりてはらりとおもきすすきかな|くろがねの秋の風鈴鳴りにけり
山像かおり 飯田蛇笏
43 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々|つきぬけて天上の紺曼珠沙華|とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな
山像かおり 水原秋桜子 山口誓子 中村汀女
44 金剛の露ひとつぶや石の上|有る程の菊抛げ入れよ棺の中|こほろぎの夜鳴いて朝鳴いて昼鳴ける
山像かおり 夏目漱石 内田百閒 川端茅舎
45 雪の朝ニの字ニの字の下駄のあと|海暮れて鴨の声ほのかに白し|旅人とわが名呼ばれん初時雨|鷹一つ見付けてうれしいらご崎
小野洋子 田捨女 松尾芭蕉
46 いざさらば雪見にころぶ所まで|から鮭も空也の痩も寒の内|住みつかぬ旅のこころや置き火燵|金屏の松の古さよ冬籠り
小野洋子 松尾芭蕉
47 旅に病んで夢は枯野をかけめぐる|初しぐれ猿も小蓑をほしげなり|梅一輪一輪ほどの暖かさ|蒲団着て寝たる姿や東山
小野洋子 松尾芭蕉 服部嵐雪
48 楠の根を静かにぬらすしぐれかな|宿かさぬ燈影や雪の家つゞき|桃源の路地の細さよ冬ごもり|斧入レて香におどろくや冬木立
原康義 与謝蕪村
49 狐火の燃えつくばかり枯尾花|冬鶯むかし王維が垣根かな|雪折れも聞こえてくらき夜なるかな
原康義 与謝蕪村
50 楢の葉の朝からちるや豆腐槽|是がまあつひの栖か雪五尺|むまさうな雪がふうはりふはりかな|大根引き大根で道を教へけり
原康義 小林一茶
51 ひいき目に見てさへ寒し影法師|次の間の灯で膳につく寒さかな|椋鳥と人に呼ばるる寒さかな|雪ちるやおどけも言へぬ信濃空
原康義 小林一茶
52 しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上|小夜時雨上野を虚子の来つつあらん|いくたびも雪の深さを尋ねけり|冬蜂の死にどころなく歩きけり
原康義 山像かおり∥朗読 正岡子規 村上鬼城
53 遠山に日の当りたる枯野かな|流れ行く大根の葉の早さかな|襟巻の狐の顔は別に在り|天地の間にほろと時雨かな|一塊の冬の朝日の山家かな
山像かおり 高浜虚子
54 足袋つぐやノラともならず教師妻|海に出て木枯帰るところなし|降る雪や明治は遠くなりにけり
山像かおり 杉田久女 中村草田男 山口誓子
55 こがらしや海に夕日を吹き落とす|竹馬やいろはにほへとちりぢりに|木がらしや目刺にのこる海のいろ
山像かおり 夏目漱石 久保田万太郎 芥川龍之介

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