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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000910464673 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
展望太宰治 |
書名ヨミ |
テンボウ ダザイ オサム |
著者名 |
安藤 宏/編著
|
著者名ヨミ |
アンドウ ヒロシ |
出版者 |
ぎょうせい
|
出版年月 |
2009.6 |
ページ数・枚数 |
7,279p |
大きさ・形態 |
22cm |
ISBN |
978-4-324-08791-6 |
分類記号 |
910.268
|
内容紹介 |
「無頼派の旗手」という倫理的偶像から、現代の「ネット社会の孤独の体現者」まで、時代と共にさまざまな側面が再発見されていく太宰文学。その作品にこめられた「言葉」「人間」「状況」の作用と反作用を総合的に展望する。 |
著者紹介 |
1958年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。同大学院人文社会系研究科准教授。専門は日本の近代文学。著書に「自意識の昭和文学」など。 |
目次
内容細目
-
1 マルクスボーイの夢と幻滅
太宰治の「共産主義」と「転向」
20-35
-
島村 輝/著
-
2 周回遅れのトップランナー
文芸復興期太宰治の表現論理
36-51
-
山本 亮介/著
-
3 不安と再生の昭和十年代
太宰治と同時代瞥見
52-68
-
若松 伸哉/著
-
4 日米開戦時の小品における生活者へのロマンティシズム
69-83
-
片山 倫太郎/著
-
5 「八月十五日」と疎開文学
84-98
-
安藤 宏/著
-
6 疎開・戦後
移動が太宰に見せたもの
99-115
-
山口 俊雄/著
-
7 帰還者たちの呼び声
一九四七年の<姉さん>
118-128
-
宮崎 真素美/著
-
8 パロディ・引用と太宰文学
『女の決闘』を例に
129-139
-
大塚 美保/著
-
9 女性独白体テクストの表現機制
140-149
-
根岸 泰子/著
-
10 太宰治の方法と文体
佐藤春夫との関係を中心に
150-160
-
権田 和士/著
-
11 何を語るべきか/何を語ることができるのか
検閲制度と「トカトントン」、『群像』
162-172
-
天野 知幸/著
-
12 手稿から見えてくるもの
太宰治『右大臣実朝』原稿について
173-182
-
吉岡 真緒/著
-
13 作品生成要素の探索
183-199
-
山内 祥史/著
-
14 太宰治のトポス・青森
旧制中学時代のエピソードなど
200-207
-
星野 富一郎/著
-
15 太宰治のトポス・甲府
「新樹の言葉」について
208-212
-
折居 篤/著
-
16 太宰治のトポス・三鷹
風土と太宰
213-218
-
相原 悦夫/著
-
17 <現役作家=太宰治>へのまなざし
220-229
-
松本 和也/著
-
18 太宰治研究の半世紀
230-239
-
斎藤 理生/著
-
19 リパッケージされる太宰治
240-245
-
井原 あや/著
-
20 「悪い夢」問題
「走れメロス」受容史の焦点×国語科教育の課題
246-260
-
須貝 千里/著
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 | 資料番号 | 請求記号 | 資料種別 | 配架場所 | 帯出区分 | 状態 |
貸出
|
1 |
赤塚 | 0212503595 | 910/タ/ | 図書一般 | 開架 | 貸出可 | 在庫 |
○ |
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