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内容紹介

ケーテは、テディベアを抱いた子どもの頃の写真をみながら、いつも思います。「戦争がなかったら自分の人生はどうなっていただろうか」と。彼女の両親は共産主義者によってシベリアに送られる心配をせずに、教師として働き続けることができたでしょう。爆弾におびえることなく、家族で夜を過ごすことができたでしょうし、大切な故郷を破壊されることもなかったでしょう。バルト海を渡ってスウェーデンに逃れる必要もなく、サクランボ色の我が家で暮らし続けることができたでしょう…。彼女は写真と同じようにテディベアを抱きながら、戦争のない時代に育つ今の子どもたちはなんて幸せなのだろうと考えるのでした。

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タイトルコード

1000050442480

書誌種別

図書

著者名

Juhani Püttsepp／文

著者名ヨミ

JUHANI PUTTSEPP

出版者

Tänapäev

出版年月

c2020

ページ数・枚数

133p

大きさ・形態

24cm

書名

On kuu kui kuldne laev

書名ヨミ

ON KUU KUI KULDNE LAEV

件名1

洋書－絵本－エストニア語

注記

仮邦題: 金の船のような月