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内容紹介

むかし、天上の宮殿に12の太陽が住んでいて、二郎という巨人が毎日１つずつ太陽を空にはなっていました。ある日、退屈した太陽たちは全員でいっしょに空へのぼります。暑さのあまり川の水は干上がり、作物は枯れ、おおぜいの人が命を落としました。太陽たちは遊びに夢中で、二郎が追いかけると逃げ回ります。暑さでたおれた二郎は、阿平という少女が飲ませてくれた冷たい井戸水で力を取りもどします。二郎は逃げる太陽めがけて山を投げつけつぎつぎにたおしますが、１つだけ逃げのびた太陽がいました。それ以来、空にのぼる太陽は１つだけになりました。その後、二郎が阿平のもとをたずねると、阿平は水が飲めずに亡くなっていました。二郎が阿平を埋めた山のふもとの洞窟には泉が湧き、その水は二郎の涙だと言い伝えられています。（埼玉福祉会作成）

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タイトルコード

1000040538498

書誌種別

図書

著者名

莊 展鵬／文

著者名ヨミ

ZHUANG ZHANPENG

出版者

遠流出版事業

出版年月

c1992

ページ数・枚数

1冊

大きさ・形態

31cm

ISBN

9573212315

書名

二郎

書名ヨミ

ER LANG

件名1

洋書－絵本－中国語

注記

仮邦題: 二郎