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内容紹介

大きな森の中にある空地に、大きな木がぽつんと立っていました。その木は不思議な力を持っていたので、まほうの木と呼ばれていました。ある黄昏時のこと、雌ギツネのフラームとルー赤ちゃんがまほうの木の根元に身を寄せました。母ギツネはケガをしていました。母ギツネは、ときどき不安そうに頭を上げます。遠くの方で、ヒューヒュー矢の音がした後に、べつのキツネの鋭い声がしました。猟師です。猟師が追ってくるのです。すると、まほうの木がキツネたちにささやきました。「心配するな。わしがそばにいる。」それから、まほうの木は低い声で森の妖精たちを呼びました。まほうの木は根っこを引き抜いて、妖精たちがその上に麻布をかけると、ゆりかごのような船になりました。雲の中を航海しながら、まほうの木はべつの空地を目指しました。

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タイトルコード

1000040537174

書誌種別

図書

著者名

Marie-Sabine Roger／文

著者名ヨミ

MARIE-SABINE ROGER

出版者

Casterman

出版年月

c2004

ページ数・枚数

1冊

大きさ・形態

32cm

ISBN

2203553146

書名

L'arbre sorcier

書名ヨミ

ARBRE SORCIER

件名1

洋書－絵本－フランス語

注記

仮邦題: まほうの木